合併・買収の悩みの企業コンサルティング|株式会社モデルアンサー

TOB

公開買付け

TOB

日本国内では公開買付けを略してTOB(takeover bidの略)と言う事も多くなっています。
しかし、英語圏ではTOBという略語はあまり使われません。

またtakeover bidというイギリス英語の表現のほかに、アメリカ英語ではtender offerという表現があるので注意が必要です。

公開買付けの制度とは

有価証券報告書の提出が義務付けられている株式会社等の株券等を発行者以外の者が市場外で一定数以上の買付け等をする場合などには、原則として公開買付けでなければなりません(金融商品取引法第27条の2第1項)。

友好的TOBとは

買収される会社の経営陣等の賛同を得て実施する企業買収を友好的買収 といいます。
この買収の典型が公開買い付けによるものです。

友好的TOB では、経営陣は株主に対して適正な買い付け価格だとして買い付けを受け入れることを勧告します。

敵対的TOBとは

経営陣の賛同を得ずに行われる企業買収を敵対的企業買収 といいます。
その場合の株式公開買い付けは、敵対的TOBと呼ぶことができます。

敵対的TOBでは経営陣は買収対抗策を講ずると同時に、株主に対して買い付け価格が低いとして買い付けに応じないように勧告します。